お知らせ・コラム

ヤバイ系

本日は東京第四西支部青年部の茶花オンライン講座です。オンライン講座の時には主人が、早くから、これってどうする?これで大丈夫なの?等々うるさい事この上ないのです。本日も、大丈夫!もしどうしても駄目な時には呼んで(機械音痴の主人よりは分かります。このインターネット時代に置いて行かれないように頑張ろうと思っています。)!私は顔を出したくないからカメラをオフにして!と言ったら、「カメラがオフにならないよ!でもパソコンを覗いたら香代の顔が映るよ!」映らないように手だけ伸ばすから!大丈夫、青年部の方達が先生が操作の仕方が分からなくなってる!と思われたら助けてくださるから!と言い聞かせて(笑)大変な騒ぎです。
青年部の皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。主人は、皆様が少しでも何かが得られますように!と願いを込めて試行錯誤しながら準備をしております。よい時間になりますように。

インターネット時代といえば、少し前にマクドナルドで時間を潰そう!と1人で子供達が幼稚園、小、中、高の学校に行っていた頃よく行っていた江ノ島のマクドナルドに久し振りに立ち寄りました。入ったらズラッと「セルフオーダー端末」が置いてありました。初めての機械を見るのが大好きな私は「え〜!これ何?楽しそう!」と端末の前に行きワクワクしていました。ちょっとの間眺めていたので、従業員の方には「あ〜!このお婆さん分からないんだな」と思われたらしくて親切に「カウンターでも承りますよ!どうぞこちらで」と声をかけていただきました。ワクワクしてるんです!とも言えずに「そうですか!助かります!お婆さんにはなかなかねぇ!」と言いながらカウンターで注文しました。従業員の方は純粋な親切心なんです、それがとってもよく分かって温かい気持ちにもなりました。でも、新しい機械が触れなくてちょっとがっかりもしました(笑)

Instagramで、道端の何気ない花や山に分け入らないと見られない山野草を発信してくださっている、私の大好きな発信者の方がいらっしゃいます。どうも、山口県の方のようで、私が小さい頃からよく行った懐かしい場所などの写真も有って楽しく拝見しています。
今回は神社の梅園で、お歳の男性と中年かな?と思われる女性が「先生、この梅はヤバイ系でしょうか?」「そうだね、これはヤバイ系ですね」という会話をなさっていたというお話しを載せてくださっていました。
ヤバイ系?出川さんのヤバイヤバイ?若者が良い事にも悪い事にも使うヤバイ(何でもかんでもヤバイ!どんどん若者の語彙が減っていく!としんぱいです)?漢字に直すと「野梅(やばい)」(笑)梅には野梅系と緋梅系、豊後系が有るのだそうです。野梅系の中には、野梅性(やばいしょう)、難波性、紅筆性、青軸性。緋梅系には、紅梅性、緋梅性、唐梅性。豊後系には、豊後性、杏性。沢山種類があるのですね。違いは読んでも覚えられません(笑)私は、こんなに種類が有るらしい!くらい知っていれば充分です。梅園にいらっしゃったお二人は研究者だったのでしょうか?素人には見ただけで野梅系かどうかなんて分からないですものね。お陰様で勉強になりました。
梅にも系列が有るように椿にも系列が有るようです。主人が「これはヤブツバキ系だね、これはユキツバキ系だね」とよく言っているので(どうも見ると分かるらしい、ユキツバキ系は雪を避ける為に葉っぱの下に花をつける?私にはよく分かりません)、そうなんだぁ!系統が有るのね!位の知識は有ったのですが、梅の種類を調べていて椿の系統はどの位有るんだろう?と思って調べてみました。
原種系(日本の自生ツバキ、この中にヤブツバキ、ユキツバキ、ユキバタツバキ、サザンカ、ヒメサザンカがあるらしい)、ヤブツバキ系、ヒゴツバキ系(熊本、肥後地方で江戸時代から育成された品種)、ワビスケ系(太郎冠者、関西では有楽を親として出来た品種)、種間雑種、洋種系、があります!と書かれていました。これ又沢山ありますね。椿とサザンカもこれはどっち?と分らない物があります。椿の花はボトっと花ごと落ちる(なので茶花では必ずふっくらと膨らんだ蕾を使います、開いたら使えないですね)、サザンカはヒラヒラと花びらが散ると教えられたのですが、そうでも無い物も?椿と山茶花の違いは私達にとっては重大で、椿は茶花に使えるけれど山茶花は使えません。山茶花は生垣にも使われたりしていて庭木になるから?はらはら散るから?でしょうね。茶の字が入っていて重複するから、という説も昔あったようですが、それはどんなものでしょう?関係ないような気もします、今はこの説はあまり聞きませんが‥‥山茶花との交配種「寒椿」は使えるの?やっぱり椿は難しい!品種も種類も多すぎる!覚える事が苦手な私には難関です。
                                     宗香

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