去年は仕事で行けなかったので2年振りに娘と1号、3号のホイケ(フラの発表会)に、今年は主人も珍しくお休みだったので一緒に行って来ました。
1号は小学校一年生から、3号は三歳から始めたので、もう8年目になります。3号は今年keikiちゃん(子供クラス)からmoana(少しお姉さんクラス)に上がれてよろこんでいましたが、Anera(moanaよりもう少しお姉さんクラス)の1号と一緒に楽しそうに踊っていて、本当にすっかりお姉さんになりました。
大人が言い聞かせたわけではないのに!と先生が仰っていましたが、moanaやAneraのお姉さん達が小さなKeikiちゃん達をまとめたり、立ち位置を教えたり、抱っこして可愛がったりと面倒をみていました。こうやって物事を成功させるために、自分に出来ることを自分で見つけ出して頑張る勉強もできて、1号、3号にとっては良い経験だったと思います。
股関節の手術をなさった方が、このホイケに出るために頑張ってリハビリをして踊れるようになった!と仰っていました、まだ深く屈むような動作はなさっていませんでしたが、それはそれは素晴らしい踊りでした。
その方の踊りを見ながら、随分前に御家元のお話の中に「茶道は一生楽しんで勉強していける事なのに、正座できなくなったから!と辞めてしまうのは残念です、椅子に座っても何でも一生茶道を楽しんで勉強していってもらえると嬉しい」というようなお言葉(ちょっと表現は違うかもしれませんが)が有りました。確かにそうだ!と感動した思い出があります。
それから、御家元の御初釜などでも「御椅子の方はいらっしゃいますか?」と御声がけしていらっしゃって、御家元のお考えなんだなぁ!と感激しました。
その御家元のお言葉やお考えを知り、誠之庵の御稽古でも、茶会でも、御椅子に座っても楽しんだり、お勉強したりしていただけるなら喜んでそうして頂こう!と改めて心に刻みました。
だって、正座出来ないだけで茶道を諦めるなんて本当に残念ですもの。出来る事、出来ない事が有るとしてもできる範囲で楽しめる、勉強できる環境を作る事が私達の役目だと思っています。
苦しいけれど楽しい茶道をみんなで頑張っていけると嬉しいです。
2023/12/18