三寒四温とも言い難い程の寒暖差で、本当に戦争なんかしてる場合じゃなくて温暖化防止に向けて世界が一致団結しなければいけないんじゃないかしら!人が住めない地球になってしまうんじゃないかしら?と不安になってしまいます。
三寒四温、この頃は気象予報士さんも春に使う事が多くなって、日本の春の気象の言葉として定着してきています。元々は中国や朝鮮半島の冬に使っていた言葉で、冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日位の周期で強まったり弱まったりする気象現象を表す言葉です、日本では冬にこの気象現象がはっきり現れる事はなかなか無いそうなのです。なので、春先に三寒四温という言葉を使う事に少なからず抵抗があったのですが、これだけ気象予報士さんが使われているのなら日本の言葉としての三寒四温という言葉を、本来の言葉の意味を頭に入れながら使っても良いのかな?と思うようになりました。
先日のオンライン青年部茶花講習会での質問に「海外での茶会で日本の花がない時にはどうすれば良いでしょうか?」と有りました。主人は「色などが柔らかいどぎつくない花が有ればそういう花を使ってはどうでしょうか」と答えたようです。その質問で、もう30年も前に実家の母と娘2人と私達夫婦で行ったハワイでの茶会を思い出しました。9日程過ごしたハワイで、1日ハワイの友人のお誘いを受けてハワイ大学の茶室での茶会に参加させていただきました。茶会に参加する様なお洋服も持って行かなかったので、急遽ハワイアンスタイルの洋服を買って伺いました。その茶会のお花がそれは可愛い小さな、どぎつくない色の赤いお花で「このお花はハワイのお花ですか?」と聞くと「ハワイの山の方にあるお花なんですよ」と答えていただきました。素敵だなぁ!外国のお花もこういう風に使えるのね!と感激しました。これが正解!という事はなくて、どうすれば良いかな?と考える楽しみを大事にしたいと考えさせられた茶会でした。大宗匠が世界平和を願って一生をかけてやっていらっしゃる「一碗からピースフルネス」を大事に考えていきたいな!ともう一度考えさせていただいた有難い質問でした。
先日の「ゴミ」のコラムを読んだ社中が「一回だけ小茶巾捨てたの私です、でも一回だけなんです」と報告が(笑)いろいろな所でいろいろなゴミが捨てられているので書いたので、その事だけではないのにこうやって素直に報告するなんて、なんて真っ正直な人なんでしょう(笑)と感心しました。狡い私なら黙っていたな(笑)と自分の行動を反省する機会をもらえました。感謝感謝
宗香