- 日本には国宝の茶室はいくつ有りますか? そしてそれは何と言う庵号でしょうか
- 利休好み「待庵」と有楽好み「如庵」 「待庵」は京都の山崎妙喜庵 「如庵」は今は移築されて愛知県の犬山にあります
- 利休好みや少庵好みで有名な雲竜釜。この釜の口の形は何という形でしょう
- 皆口(みなくち)筒状なので口と胴が同じ径なので「皆口」、 つまりみんな 口 というシャレです。ダジャレッぽいですね
- 国焼の国宝の茶碗は二つだけしか有りません。ご存知ですか?
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志野の「卯の花墻」(うのはながき) 三井文庫蔵
光悦作「富士山」(ふじさん) サンリツ服部美術館蔵
※ 「富士山」は比較的展示される機会が多いようです。是非御覧下さい - お茶を何人かで一緒にいただく時に、「おもあいでいただきます」と言う言葉を使う事が有りますが、この「おもあい」とはもともとどういう意味で しょうか
- 「おもあいでいただきます」の「もあい」とは=もやい ( 舫い 船をつなぎ合せる事)つまり二人以上の者が一緒に仕事をする事をいいます。
「もやい」に「お」を付けて「おもやい」「おもあい」となります。 - 「毬打」(ぎっちょう)という炭はどうしてこの字なのでしょうか?又左利きの左ぎっちょうとこの炭の関係を知ってますか?
- 「毬打」(ぎっちょう)とは奈良時代の競技で、二組に分かれ、場内にまいてある数個の毬(まり)を杖で打って ゴールに数多く入れた方が勝ちとするものであった。和風のポロとかホッケーを連想して下さい。
杖の先の槌の部分が炭の形に似ていたので「毬打」という炭の名前になりました。ゲートボールの道具と同じようなものです。近年、奈良県の武家敷と見られる遺跡から毬打の球が発見されたそうです。
(直径三、五センチから六センチで小さな傷が沢山付いていた)それで「毬打」と左利きの「左ぎっちょう」の関係ですけど、右手で「毬打」をするのを「右ぎっちょう」と云ったかどうか知りませんが、「ヒダリギッチョ」とよぶのは左手で毬杖を打つ事から出た言葉です。
つまり炭の「毬打」と「左ぎっちょう」 は関係があるんです。
2010/12/15