初めてプロのコンサートの楽屋なんぞへ入れて頂いて・・・
なんですか大きなお部屋を頂いて・・・・どうしたら良いのか・・
ウロウロ・・きょろきょろ・・・
廊下を歩いているとそれぞれのお部屋から楽器の音や発声の声
それがそれぞれ素晴らしいのです。
廊下でじーっと聞いていようかと思うほどでした。
廊下にあるコーヒーをいただきに行くと、
そこにカウンターテナーの弥勒忠史さんがいらして
気さくにお話をして下さって、どのように声帯を使って裏声を出していらっしゃるのか
とか、クラシックではちょっと珍しい声の出し方なんだけれど
ポップスやハワイアンや日本の伝統文化の声の出し方でも同じような
声の出し方をしているものは多いんですよ・・・とか
色々な歌をワンフレーズ歌って下さるのです。
そんな・・・私ひとりで聞いていいのかしら・・・
こんな所で歌ってくださって大丈夫なのかしら・・・
少しビックリ!!大変恐縮・・・
素敵な方でした。大大ファンになりました。
コンサートが終わって皆さんで乾杯をしました。
その時に音楽家の皆様にクラシックでも何番の何番なんて曲名を覚えなくても
楽しんで聞いて下さるだけでいいんですよと心強いお言葉をいただいて・・・・
聞くのは大好きなのですが、なにせ子供のころに子守唄代わりに父がクラシックのレコードを
かけてくれていて、寝ながら聞いているのですから曲名もなかなか覚えられないし、音楽がかかるとすぐに眠くなってしまうし
クラシックをちゃんと聞く資格はないなあ・・・と思っていたので・・・・・嬉しくなってしまいました。
皆様有難うございました。
茶道も堅苦しいものと思われがちですが、とりあえずゆったりと楽しんでみて下さる方が
増えるといいなあ・・・と思いました。