このところ、皆様がお手紙やお守りを送ってくださいます❣️早くコロナが収まってお茶ができるようになります様に✌️と仰っています。こんなに必要としてくださる❣️と心強い思いです。
端午の節句も終わり、主人がお軸を掛け替えました。
多分また娘のインスタにあがると思います。
四畳半には、燕巣樓渓仙(えんそうろうけいせん、富田渓仙)、銭塘春色(せんとうしゅんしょく)
中国浙江省を流れる銭塘江、満潮の時に河の水が逆流する事で有名ですよね。その河の春の景色です。
八畳には、裏千家大宗匠、薫風自南来
寄付には、徳禅寺の和尚様、薫風自南来 殿閣生微涼
文宗皇帝の
人皆苦炎熱(人は皆炎熱に苦しむ)我愛夏日長(我は夏日の長きを愛す)
に対して柳公権が
薫風自南来 殿閣生微涼
と続けます。
その詩に対して蘇東坡が後に
一為居所移 苦楽永相忘 願言均此施 清陰分四方
庶民は貴方達と違って小さな所に住んでて暑いんですよ、それを分かってみんなにその涼しさを分けてあげてくださいね!お願いしますよ!みたいなことかしら🤣今も同じ?🤣
ですが、禅語で使う時にはその話とはあまり関係なく使われるようです。
茶席の禅語には
「如何なるか是諸仏出身の処」の問いに対して圜悟克勤(えんごこくごん)が自分なら「薫風自南来 殿閣生微涼」と応えると仰っり、この句を聞いて大慧禅師が大悟した!と書いてあります。
私がよく見ているお寺のサイトには、一陣の薫風によってこだわりもとらわれもかたよりも吹き払ってしまえば、さっぱりとした清々しさを感じる事ができますよ!無心ですよ!と教えてくださっています。
今はまさに蘇東坡の言葉ではなくて、禅語の意味「無心」で頑張ろう💪と自分に言い聞かせて。。。。