近頃悲惨な事件が多くて気が滅入ります。孫達と同じ年頃の子供達の報道は胸がキリキリ痛むようです。報道も見なければいけないのでしょうが涙が出るのでそそくさと違うチャンネルに変えてしまいます。主人と2人でテレビを見ておりましたら子供の事を報道しておりました、その途端主人がチャンネルを変えて!と言いました、やはり見られないのか!同じ思いなんだと暗い気持ちになってしまいました。子供も親もどんな人も生活しやすい世の中になってほしい!と切実に思う日々です。
先日茶花の本を刊行させて頂きました、茶花は一人一人の感性で活けるものですからその方の茶花をとやかく言う事は差し控えないといけないと思うのですが、今回はお弟子さんの花を師匠がこうしてみれば?こうするとこうなって茶花らしくなるんじゃないかな?という感じで本を作らせて頂きました。その本の出版記念というような大袈裟な事ではないのですが、まあ何となく出版記念の様なお茶会を開きました。沢山の方々にいらしていただいて感謝しております。お花に関係のあるお道具を中心に薄茶席では花寄せの様に沢山のお花を入れて、お菓子は吉祥寺の亀屋萬年堂さんに主菓子も干菓子も作って頂きました、主菓子は主人と萬年堂の長野さんと考えたオリジナルのお菓子で主人が花愛(かな)と銘をつけました、お干菓子はさまざまな色と形のお花を有平糖で、可愛かった!有平糖はサクサクしていて口に入れるとサッと溶けてしまう様に作ってくださる為壊れやすいのでわざわざ前の日の夜に届けてくださいました!有難い!点心は竹万さんにお台所に来て頂いて皆様に召し上がって頂きました。孫1号と3号も手伝ってくれました、2号も手伝いたいと親に申し出たらしいのですがバスケの練習で断念したのだとか!小学3年生の孫1号はもう私の中学生の時の振袖が着られてビックリでしたが、私の振袖を着て働いている姿を天国の両親も見ていて懐かしい!と喜んでくれているかしら?と思いを馳せながら見ておりました。皆様に助けていただいてお茶会も無事に終わりました、いらして下さった皆様にも、亀屋萬年堂さんにも、竹万さんにも、お手伝いをして下さった皆様にも、家族にも感謝しております。皆様、有難う御座いました。