口切、開炉もひと段落です。稽古場ではまだ茶壺が出ているので真行草の紐結びの練習をしております。あんまり考えずに手が動くようにしておくと一年経っても忘れないのですけれどねぇ😅茶事の後座に荘るには綺麗に輪の大きさ等もきちんと決めたいですが、花月だとなるべく早く結べないと参加出来ないので早く結ぶ練習も大事ですね。
昨日またまた1人だったので(今月は割と1人が多い✌️いつもは一月に1回有るかどうかなんですが😰娘達や妹分がどうにか私を休ませよう!と1人の時間を増やしてくれてます。)気になっていた擦り切れて使えない古帛紗でシュシュを2つ、若い頃は考えられなかったけれど、どう頑張ってもどんなに体にギュッと締め付けても柄が前に来ないしお太鼓の長さも足りない帯を作り帯に改造!チクチクして昨日は3本!痩せる見込みも無いので、締められなければ勿体無いですものね〜〜😅これでようやく使えます✌️もっと有るのですがボチボチとやりましょう!
チクチクしながら見るので字幕の映画は駄目だから日本映画を見ようと樹木希林さんの「あん」を見ました。チクチクしながら見られるような内容の映画ではなくて、チクチクは一旦中止してのめり込んで見てしまいました。今の聖書にはその表現は改定されていますが、ハンセン病は昔の聖書にも出ていて子供の頃から知っていたのですが、詳しい事は大きくなるまで知識としての認識は有りませんでした。ハンセン病の菌は感染力も弱くて自分の免疫力が普通であればそうそう感染しない事、お薬も有って治る事、そういう知識が無い時代の差別と偏見でつい最近まで長い長い間苦しんで来なければならなかった事、授かった子供さえも諦めなければならなかった悔しさ、今でも普通の生活がままならない事、この映画でそういう差別と偏見を改めて考えさせられました。上皇様、上皇后様が46年もの歳月をかけられて全国全ての療養所を訪れられて、入所者の方々と懇談されて手を取ってお話しされている御姿をおりおりにテレビで拝見してなんて素晴らしい!と思っていましたが、それでもまだまだ知識が広まっていない現実もあるのだと涙を流しながら映画を見ました。差別や偏見は多分自分の中にも多少なりとも有る事で、それを考え直すには正しい知識と正しい認識と正しい判断がいるとってもとっても難しい問題ですが、みんなで協力しながら少しでも暮らしやすい時代になるといいですね😊