お知らせ・コラム

「野バラ」で父を思い出しました

東大寺の二月堂修二会(しゅにえ)の本行が1日に始まり満行まで、天下泰平、五穀豊穣、万民快楽を観音様にお祈りしてくださっています。本日はひな祭り、5日は虫もモゾモゾと出てくる啓蟄、と自然は春に向かって着々と準備が整っています。

大谷選手のおめでたい報告は、お会いした事も無いのに孫の嬉しい知らせのようで嬉しくなりました。それに比べて弁を弄しているとしか思えない政倫審は、全ての弁論、質問に関する解答(いや、あれは解答じゃないかな?ただ問い掛けに返事をするだけの回答を使う方がいいかな?)を聞きましたが、私馬鹿にされてる?と思える様なものでがっかりしていた所に、その日、次の日の報道番組にもがっかり!いや、そりゃあ大谷選手の結婚はとってもおめでたい、けれど、政倫審の報道を削って、殆どの時間を使う必要はある?政倫審の方が大事でしょ!日本は大丈夫?と苛立たしい思いでした。

そうそう、今日は「野バラ」の話でした。シューベルトの特集で久し振りに「野バラ」を聴きました。シューベルトのドイツ・リート(ドイツ歌曲)は大好きでよく歌っていました。好きになったきっかけは、中学校?での音楽の授業で先生が「野バラをドイツ語で歌うので、お父さんが医療関係者の人はドイツ語の上にカタカナを振ってもらって来てください」と仰り、父に頼んだのがきっかけです。今は英語なのでしょうが、父の頃は医療関係の言葉はドイツ語だった様です。その影響で私は今でも滅菌脱脂綿を「ワッテ」と言ってしまいます。「それ何?」「えっと〜、何だっけ?脱脂綿って言うんだっけ?」とおかしな受け答えをしています(笑)父には小学生の頃「サウンドオブミュージック」の「エーデルワイス」を歌いたくて、英語にカタカナを振ってもらいました、自分で意味を考えながら調べない所が私らしい(笑)孫1号からは「英語とかの歌をなんて言ってるか分からないで歌ってるの?調べなさいよ」と言われますが‥‥なかなかねぇ!

子供達が赤ちゃんの頃「シューベルトの子守唄」「モーツァルトの子守唄」「ブラームスの子守唄」を、日本の子守唄では「ねんねこさっしゃりませ」「ねんねんころりよ」「五木の子守唄」を歌って寝かせていました。かえって迷惑で寝られなかったりしてたかもしれないですね(笑)子守唄、覚えてるかなぁ?

大好きなシューベルトの歌曲、曲、を沢山聴けて、父との時間を思い出せた幸せな時間でした。

宗香

 

一覧に戻る

pegetop