明日あたりから関東地方も少し涼しくなるとの予報で喜んでいます。
やっとです。
丸亀製麺をやっているトリドールホールディングスの社長さんが、店長の年収を上げる!と会見していらして文脈で「とらまえる」という言葉を使っていらっしゃいました。
それを聞いた主人が「西の人かなぁ?」と。。。「えっ?とらまえるって方言なの?私は分かるよ」「香代は西の人だからね」何となく納得がいかないけれど、確かに西の人だし、標準語ではどうしても説明ができない九州弁もあって使うこともあるんだけど。。。。と思いながら悶々としておりました。
「とらまえる」辞書にも載っている言葉でした、捉えると捕まえるが混同してできた言葉のようですよ。確かに捉えるというニュアンスだけでは無いから「とらまえる」を捉えるって意味ですよ!とは言えませんね。言葉は難しいです。
何だかどこかで聞いたことがあるよねぇ!と考えていたら、狂言で使いません?狂言で聞いたことがあるような。。。。。もしも本当に狂言で使っているとしたら結構昔からある言葉ですよね。
言葉ではないけれど、娘が子供の学校に名前を書いて提出したら担任の先生から、赤ペンで直しが入って(親が書いていると分かってるのに(爆笑))帰ってきた!と憤慨していて、前の字の月のところをどうもお月様の月(左を払っていたらしい)を書いていて、左は払いません!と赤ペンが入っていたらしいのです(笑)これは私は知ってました!なぜかと言うと孫1号の宿題を見ていて、ここって止めるの?おかしくない?と言ったら1号から「知らないの?ここは止めるのよ」と教わったからです。
月には、肉月(にくづき、肉が変化した字)、舟月(ふなづき、舟が変化した字)、月(お月さま)と3種類有って、肉月の月は2本の横棒がくっついていて左は払わない、舟月の月は横棒が点点で左は払わない、月は横棒が左は付くけれど右は付かなくて左は払う、と違うらしいです。へぇ〜〜!です。
担任の先生は許せなかったのでしょう(笑)先生の気持ち、分かる気がします。社中の稽古を見ていて、今日はここは見ないことにしよう!と決めていたのに、どうしても許せなくてついつい注意してしまうのに似てますね(笑)
先生のおかげで勉強しました。
有難うございました。何事も、「はぢをすて人に物とひ習ふべし これぞ上手のもといなりける」ですね。
奢る事なく謙虚に教えを乞うようにしなければ!と言い聞かせています。
宗香
2025/09/18