お知らせ・コラム

梅の補足

梅で書き忘れたなぁ〜!と思ったので、補足!

中国の陶磁器に梅瓶(めいぴん)という物があります。口から肩にかけて膨らんで下にいくにしたがって細くなっています。景徳鎮にも、磁州窯にも素晴らしい作品が有りますね。お酒入れだったのでしょうか。

美術館に並んでいても、あっ!これは梅瓶って分かるくらい沢山あります。あとは玉壺春(ぎょっこしゅん、下ぶくれに膨れていて、細い頸、開いた口)これもあっ!玉壺春だ!と分かるくらい沢山あります。春はお酒の事だそうで、これもお酒を入れたのでしょうね。

どうして梅瓶と云われているのか?いろんな説が有りそうですが、素人にははっきりと分かりません?

専門家に聞いておきましょう!

出光美術館研究紀要を見つけたのですが、ページ数が多すぎてなかなか読み終わらないのです。素人が読むのは難しすぎる!でもとりあえず文字だけでも追っています(笑)

中国旅行の時、道で梅の実を干した物を見つけました。少し買ってどんな物か食べてみようかな?と思ったのですが、宋さん(いつものガイドさん)もいないし、現地ガイドさんもどこかに行ってていないし‥‥とても言葉が通じそうにもないし‥‥諦めたのですが、その話を宋さんにしたところ、「梅は梅瓶のメイだし、実は子(ズ)だし、どっちも知ってる単語じゃない、梅の実は梅子(メイズ)、くださいって言葉、請給我(チンゲイウオ、ください)も言えるでしょ!それだけ言えれば買えたじゃない!」と言われました。

言われてから、あぁ!そうだ!梅瓶のメイだ!と思い出しました。どうせ分からない!と諦めないで考えてみれば味見できたのに!残念でした。

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