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倶利

少し間が空いてしまいました。

暑い中にも随分秋の気配が感じられる様になったなぁ!と思っておりましたら昨日のお稽古の間中、夏の終わりを告げる七十二侯の寒蝉鳴(ひぐらしなく)からは随分経っているのに蝉が、もう夏も終わるから頑張らなくては!という様に必死に鳴いておりました。

ちょっとコラムを書くのをサボっている間に、先日検査に引っかかっていた大腸ポリープを4つも取って頂きました。痛かった〜💧直前にお願いしていた先生が緊急患者さんの方に行かれてしまって、若い先生と指導をしているのだろう!と思われる先生お二人と頼り甲斐のある看護師さんと頑張って来ました😅若い先生が頑張ってやってくださっている間、今年病院勤めを始めた社中の息子さんを思い出し、彼もきっとこうやって頑張って経験を積んでいるのだろう!多少の事は我慢しよう!と思いながらのポリープ除去でした。全部きれいに取れましたから、心配しないでください!と心強い言葉を残してくださいました。これで安心です!

倶利、屈輪、どちらでも書かれるぐり、少し前までは中国旅行のお土産によく倶利の薄器や香合が有りました。うちでもお稽古に使っています。

先日お弟子さんから倶利とは?と聞かれました。

堆黒(中国ではてきさい剔犀)で黒漆と朱漆を何層にも塗り重ねてこれに面全体を文様(屈輪文)を埋め尽くす様に彫刻した物なんだけど、文様が見た感じグリグリしてるからかしらねぇ!まぁそう遠くない様です😅

随分前に台湾の故宮博物院に初めて行った時、部屋いっぱい倶利の展示がしてありました。わぁ〜〜!部屋中グリグリしてる!と楽しくなった経験があります。綺麗でした。

朱漆が上に出ていると堆朱という様です。

あとは黄漆と朱漆を重ねて最後に黒漆を塗り、文様を彫った物を犀皮(さいひ)と言うそうです。

博物館の説明では宋時代に始まり、明、清時代に大量に作られた。と書いてありました。

博物館や美術館には展示してありますから是非ご覧ください。

そのお弟子さんから鎌倉彫とは違うんですか?と聞かれましたが、鎌倉彫はカツラやイチョウの木を彫刻してその後漆を塗っていくので製法が全然違う様です。

鎌倉彫も鎌倉時代に堆朱や堆黒などの影響を受けて仏具を作ったのが始まりだそうです。

堆黒、堆朱、犀皮、鎌倉彫、どれも重厚で華やかです。

綺麗な物が綺麗❣️すてきなものが素敵❣️楽しい事が楽しい❣️許し難い嫌な物は嫌❗️と言える全世界であって欲しいですね。

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