新米が手に入り、松茸も頂いたので、一升の松茸ご飯を炊きました。
新米なので水分量も計算して水加減したのですが、思ったよりもお米の水分量が多くてちょっと柔らかかったかな?でも、美味しかったです。出汁も茶事の時と同じように細心の注意を払って炊くので、孫達も大好きなご飯です。みんな競って食べるのですが、もう少しで一歳二ヶ月になる7号もいっぱしの量を食べたとか、孫達は「松茸ご飯は最高だ」と言いますが、1年に一回のお楽しみなので(そうそう何回もは作れません、高くて買えない(笑))楽しみなのでしょう。今度は栗ご飯です。頑張って栗を剥かなきゃ。秋は美味しい物のオンパレードなので、堪能しましょう!
収穫の秋なので!と言うこともなさそうですが主人が「ターキーって知ってる?ターキーっていつ食べるか知ってる?」と、「ターキーくらいは知ってるよ、クリスマスに食べるんじゃないの?」又々知らないんだなぁ!という嬉しそうな顔で「そう思ってるんだ!でも違うんだよ!⚪︎⚪︎さんに聞いたんだよ」そういえば感謝祭で食べるって聞いた事があるなぁ!と思ったので「収穫祭とか感謝祭とか?」と聞いたらば「よく分からなかったけど、クリスマスじゃないんだって」と返事が‥‥‥「ふ〜ん!そうなのね、感謝祭とか収穫祭とかハロウィンとかクリスマスとか10月終わりから洋風行事が詰まってるもんね」と軽くいなそうとしたら「これがこうでさぁ!とか言われてもよく分からないから、感謝祭と収穫祭とハロウィンと調べて表にして見せてよ」「誰が?なぜ私が?」と言ったものの、ハロウィンはもう何年か前?去年?「一本の道」という番組でアイルランドミューズ地方、ケルト、アイルランドで死の世界に一番近いと言われるアスボーイ村のワードの丘、ハロウィンの地を巡っていました。へぇ〜!と楽しみながら見て興味はありましたので、調べるかぁ!と思い立ちました。
まづ、ハロウィンは10月の終わりの日、アイルランド大使館の投稿でも分かるように、古代ケルト人の「夏の終わり」を意味する「サウィン」が起源で、収穫期の終わりをお祝いし、現世と来世を分ける境界が弱まるので死者の魂がよみがえり生家に帰る期間と捉えられていたようです。日本のお盆みたい!魂は幽霊や妖精、ゴブリン、悪魔の姿をしていて、帰って来た魂に食べ物や飲み物を出して、自らも不気味な格好をして身を隠し、近所の家々を訪ねて「ソウルケーキ」と呼ばれるお菓子をもらって回っていたとか。現在のアイルランドでは、「バーンブラック」というフルーツケーキを食べ、バーンブラックの中に指輪などプレゼントを入れて焼いたりするそうです。ワードの丘のさんざしの木は妖精のリング(フェアリーリング)と言われて決して切ってはいけないそうです。ハロウィンがアメリカに渡って、本来アイルランドではカブで作っていたランタンを、沢山取れるカボチャでランタンを作ったそうで、アメリカではハロウィンにはカボチャも食べるようですね。
11月の終わりには「感謝祭 thanksgiving Day 」があります。七面鳥の日とも言われるそうで、ジェームス一世の迫害から逃れたピューリタンが北アメリカに渡ったのですが、食べるものも無く大勢の死者を出したけれど、近隣のネイティブ・アメリカン、ワンパノアグ族に七面鳥などをもらって食べ、作物の栽培知識などを教えてもらい、生き延びられた事を感謝してワンパノアグ族を招待して収穫を祝った事が起源なので、感謝祭なのですね。それで感謝祭には七面鳥を食べる習慣があるのですね。
それから七面鳥がお祝いの日の料理になって、クリスマスにも食べるようになったと書いてあるものがありました。日本はチキンの方が多いです、なかなか七面鳥が手に入りませんからね。
それからクリスマス、本当に目白押しです。
ジェームス一世の母はフランスの王妃になりスコットランドに帰国したスコットランド女王のメアリー・スチュアート、去年このコラムにもメアリーの手紙が大量に発見された!と書いたあのメアリーです。イングランド国教会のエリザベス1世(母アン・ブーリンの波乱の生涯も映画になったり、物語になったりしています)とカトリックのメアリー・スチュアート、権力争いに宗教も絡みドロドロの時代だったようですから、迫害から逃れアメリカ大陸に逃げた人達がいたのですね。
表にするのは面倒なので、主人への説明はどうしようか?と考えています。面倒だなぁ〜!
宗香