お知らせ・コラム

2日目

ゴールデンウィーク後半に入ってもう既に高速道路も上りが混んできているようですね、娘夫婦は2日にお婿ちゃんの実家がある滋賀に車で行きました事故等が重なってなんとなんと11時間もかかったそうです。ハワイに行ける!と嘆いておりましたがハワイに行けないのは他の理由じゃないかしら?先立つものがないとね〜〜私は明日から幼馴染3人英気養い旅行に行きます、美味しい物を沢山食べて沢山お喋りをして適当に観光をしてゆっくりする目的の旅行です。1年間の諸々の良い事も悪い事も3人で喜んだり嘆いたり、50年前の思い出話で盛り上がったり中身の濃い時間です。

美術ツアー2日目

朝、武夷山のホテルの外に出てみましたがお店も無し、人の気配も無し、立派なマンションらしきものがあるのですが人は住んでるの?という感じでなんとも寂しい所でした、中国では今マンションが沢山建っているようですが値段を聞くとえ〜〜!と文字通り目の玉が飛び出る!値段です、それ買える人いるの?すごい国だなあ!朝食はバイキング、今年は龍眼(ライチに似ている果物)が無くてガッカリ!

武夷山は岩茶の産地で遇林亭に向かう道にはお茶畑がいっぱい、湧水もあり川の水も澄んでいて綺麗な所です。
3回目の遇林亭は黒い天目に金泥銀泥で模様を描いた物があります、宋元時代他の所では模様を描くのに金箔を使っていたのだそうですが此処遇林亭でのみ金泥銀泥を使っているとの事でへ〜!どうしてかしら?窯 の1つは112mもの長さでまだ窯の中に部屋が出来てなく緩やかな山の傾斜にそって龍の様に上っています。今は窯跡を守る為に屋根が有るので窯全体を見渡すと龍窯といわれる様に本当にウネウネと龍です、その窯1つで1回に8万個も焼くのですからいったい年間幾つ出来たのでしょう!何に使っていたの?きっと何にでも使っていたのでしょうね。次に建陽市博物館へ、初めて此処へ来た時は公園の中で鳥の鳴き合わせをしていて綺麗な鳥の声がしていた事を思い出しました。今回も公園には沢山の人が思い思いの楽しみ方をしていました。博物館で館長様も交えて皆で日本の抹茶を楽しみました。昼食をして古玩城(骨董街)へ、皆様此処で今出来の天目茶碗をお土産に沢山お買上げ!古玩城のお店の人達はきっと沢山のお買上げ有難うございます!と言っていた事でしょう!さあいよいよ館長様に案内して頂いて建陽遺跡へ。途中から小型のバスに乗り換えて蘆花坪、大路後門山へ、蘆花坪は1回目より2回目、2回目よりも3回目、どんどん荒れていっているような気がします。でもザクザク天目茶碗のかけらの上を歩いて行くのは同じです。此処を見るとどんなに沢山天目茶碗が出来ていたか身を以て知ることが出来ます。大路後門山は今回広範囲にフェンスが出来ていました、窯跡を守る為に大きな門があるのですが今まではその門を鍵で開けて入ると横は何処からでも入れるという感じでしたが‥‥建窯以外の中国の窯はわりと流行の物は何でも出来ている様な気がしますが純粋に黒釉のみの物を作っていたのは建窯のみで珍しい場所だったのですね。さあこれから又バスを乗り換えて高速にて2時間程で南平へ!途中に星村というお茶を運んだ村を通りましたが立派なお寺の様なものが‥‥あれ何?随分綺麗だけど‥‥地元のガイドさんがああ〜あれね!知らないの?みたいな反応!知らないから聞いています!教えて!あれはね、媽祖を祀ってあるんだよ、水運の神様でね女の人!北宋の人で寝た後に魂が体から出て遭難者を助けていたんだって!天妃とか天后とかいわれるよ!だから水運の神様!私、ふーん!  媽祖 !何処かで聞いた様な〜〜!あっ!そうだ横浜の中華街です、調べました!航海安全の神様なんだそうです。行ったことがあると思うのですが来年中国に行く前には今度はちゃんとお参りに行こうと思いました。

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