お知らせ・コラム

美術ツアーで聞いた事!

空梅雨ですね、もう少し慈雨が欲しいところですね。

中国には桐の木が沢山植わっています、鳳凰が止まっている様子を想像しながら桐を見て楽しくなってしまいます。日本にもかつては沢山有ったのでしょう!娘が産まれたら桐の木を植えたものだと祖母が言っていましたね、育つのが早いので嫁入り道具の為だったと聞いた事がありますが中国では嫁入り道具の為では無いでしょうがやはり育つのが早いのと防水(木材とか傘とか)の為の桐の油を取る目的でしょう!と中国のガイドさんの説明がありました。色々と活用が出来る木なのですね。

今年は景徳鎮に行きましたので染付(中国では青花)を沢山拝見しました、元の頃ペルシャからコバルトとペルシャ人が入ってきて指導?して染付を焼いたのでしょうか、なのでペルシャ風の文様が多いのでしょうね!芙蓉手もペルシャの文様、ペルシャ絨毯等でよく見られるメダリオンも見られたり流石に大陸!コバルトが使われる事によって今あんなに素晴らしいやきものが見られる幸せ!有難いですね〜!清朝から七宝の技術と色ガラスを使って白や紫等を出す顔料が入ってきて自由にやきものに絵を描く事が出来る様になり宮廷の中で宮廷画家が白いやきものに自由に絵を描いて焼く琺瑯彩になっていくのだそうです。その素晴らしいやきものを全部拝見出来る現代人は幸せです!感謝感謝!

 

 

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