お知らせ・コラム

松永耳庵

9月19日、NHKで「鬼と呼ばれた男」が放映されました。松永安左エ門(耳庵)が茶碗を愛でるシーン、お客様にお茶を点てているシーン、どちらも耳庵らしさが出ていて良かったです。耳庵は耳庵流というか無手勝流というか、流派に拘り無く茶道を楽しんだ方のようです。お茶を点てるシーンでは監督さんが有名な写真に残っている様にヤカンを使ってお茶を点てたいという事でわざわざアルマイトのヤカンやお茶の缶を使いました、アルマイトのヤカンは美術さんに用意して頂きました。アルマイト!なんだか懐かしい感じですね。お茶碗の中に鼻水が垂れそうになるシーン、鼻の中にああいう物を詰めて垂らして吸い込む、一回限定で収録した様ですが何にしても役者さんは大変なお仕事です。お食事中だったらごめんなさい!茶碗など耳庵らしい物を持って行きましたが如何でしたでしょう?

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