根来塗 夏目陽介 漆芸展

月曜日の中秋の名月は見事でした、雲も無く大きなお月様が顔を見せてくれて、そのうち雲がかかり始め、珠光が仰った「月も雲間のなきは嫌にて候」の通り風情のある少し寂しい顔も見せてくれました。お彼岸でもあるので昨日おはぎを作って皆で食べました、久し振りに作って食べたおはぎは美味しかった!あんこがダメな孫もいるのできな粉をまぶしたお団子も作ってあっという間に沢山のおはぎもきな粉団子も無くなってしまいました、美味しく食べてくれて嬉しくて感謝でした。

家の近くの田んぼの畦道には彼岸花(お彼岸頃に咲くからとか‥)が綺麗に咲いています。私は曼珠沙華(仏教では法華経に釈尊が経を説かれていた時に天は曼陀羅華、魔訶曼陀羅華、曼珠沙華、魔訶曼珠沙華の四華を降らせて供養した、とあるそうです。)という名前の方が好きなのですが‥毒が有るので畦を害獣から守る為に植えてあったり、飢饉の時に水に晒して毒を抜いて食べる為に植えていたり、と色々使い道があった様ですが今は私達を楽しませてくれます。葉見ず花見ずといわれる様に真っ赤な花を咲かせて花が終わると葉が出てきて葉になると、忘れっぽい私はあれっ!これは何の葉っぱ?って思ってしまいます!チコちゃんにぼーっと生きてんじゃねえよ!って叱られそうですが😂

明日木曜日から夏目陽介先生の個展が京王百貨店であります。金曜日に呈茶をさせていただきます。今年は先日の徳禅寺護寺会に始まって、懇意にさせていただいている先生方の個展(夏目先生、安田先生、前端春斎先生)が京王百貨店でいくつか重なって呈茶させて頂く機会が多いです。皆様是非お茶を召し上がりにいらして下さいませ。夏目陽介先生のお父様夏目有彦先生には若い頃よりとてもお世話になりました、その頃からご高名でとても私達にはお付き合い出来る様な方ではなかったにも関わらず、徳禅寺護寺会のご縁で気さくに可愛がって頂きました。ご恩返しも出来ないまま亡くなってしまわれて心残りです。護寺会のご縁で私を可愛がってくださった先生方が少しずついなくなってしまわれて、私を香代ちゃんと呼んでくださる方が徳禅寺の和尚様、大阪の美術商島田さん、お二人になってしまって寂しい!とつくづく思いながら、有彦先生の根来塗りを継承していらっしゃる陽介先生の作品を眺めています。