夜咄の茶事

此の所日本も色々と騒がしいですが、フランスの騒動がテレビでよく放映されています。騒動には似つかわしく無いようなフランス語の綺麗さで思い出してしまいました。あっ!思い出したのは政治の話ではないです💦私達の新婚旅行の話が出た時に中国に行きたい!と言う主人に、ツアーなのに事前に泊まるホテルも決められていない(40年も前の話ですからねえ😅)!と聞いた実家の父は心配のあまりどうにか主人に中国行きを諦めさせようと、ヨーロッパは見所が沢山あって楽しいぞ!イタリアは陽気で楽しいぞ!フランスは綺麗なお嬢さんに道を聞くだけでうっとりする様なフランス語が聞けるぞ(父は全くフランス語は話せません🤣なのでただ単に綺麗なお嬢さんが綺麗なフランス語を話すのが聞きたかった様です😅歯科医なのでドイツ語は書いてもらえればどうにかなった様ですが😅)!との父の必死の説得にも主人はめげず中国でしたが‥‥それ以来フランス語を聞くと綺麗だなあ!とうっとりします。少し前、用事の時間よりも少し早めに東京に着いたので1人でカフェに入ってコーヒーを飲んでいると、お隣の席にいたカップルがフランス語で話をしていて、やっぱりフランス語は綺麗だなあ!と耳がダンボになっていて(語学力が無く全く何を話しているのかは分かりません😅)どうも話し方や雰囲気から喧嘩していた様なのですが、喧嘩でもフランス語は綺麗でしたねえ〜〜🥰これだけステキ!って言うのに、話せるようになりたい!と思わないダメな所が私らしいな!

さて、本題の夜咄の茶事です😅淡交社さんの講座で夜咄の茶事をいたしました。自宅だと本当に暗くなってから出来るのですが、講座ですからなかなか暗くなってからとはいきませんが淡交社さんの茶室はビルの中なので窓に分厚いカーテンを引いて夜を演出します。待合の行灯、火鉢の火、煙草盆の火入の火、露地の煙草盆、行灯、茶室の短檠、手燭、和蝋燭や炭の柔らかな光が幽玄な世界を醸し出してくれます。お客様も正客が持つ手燭の灯りを頼りに連なって雁行する様子も明るい時間の茶事とは違って趣深いものだなあと感じます。待合の汲み出しも冷えた体を温めて頂けるように今回は温かい甘酒をお出ししました。まずは温まってくださいと前茶をして炭手前をして懐石を召し上がっていただきます。どうやってお客様に暖かく感じていただけるか工夫するのも楽しい時間ですね!少し明るくしようと灯芯を掻き立てていて、そう言えば昔の物語に灯芯を掻き立てて明るくして!という所があるけれど今の方は何の事だか分からない方達も多いだろうなぁ!こういう言葉も廃れていくのだろうか?と寂しくなってしまい、茶道の中でこういう事も伝承していく事がとても必要だなぁ!との思いも強く感じた1日でした。和蝋燭の火は吹いて消すと大変な事になるよ〜!とか、芯があまり長くなって火がユラユラしてきたら芯を詰めなきゃね!とか何かの時に孫達にも伝えていきたい‼️と思いますが‥‥どうなるでしょう?小さな時から見ていてくれる事を願って‥‥