クイズ其の二

洒落のきいたすばらしい花入「置き筒」の始めといわれる「おそ馬」 という変わった銘の花入をご存知ですか
藤村庸軒(宗旦の門弟)作 竹花入
置き花入専用なので、掛けられない。
つまり駆けられない。駆けれない。走れない。
だから「おそ馬」
かなりの洒落です。こういうの好きですね~~~
香合などに「はじき」というものがあります。
このはじきとはどこから付いた名称でしょうか?
「はじき」という名称は「はじき猿」からとったものです。
「はじき猿」は指で猿を飛ばして厄を打ち払うという縁起物です。これに竹の弓形が付いているので、この香合等の蓋の対角線に弓形に付いた柄の事をはじきと言います。
写真のはじきは寅さんで有名な柴又の帝釈天から分けて頂いたものです。
初めてのいお客様に「つぼつぼ」という物を懐石の膳に付ける事があります。よく蒔絵や絵などにも使われています。
この「つぼつぼ」って何でしょうか。
又どうして初めてのお客さまに使うのでしょうか?
伏見稲荷の初午の日に門前や参道で売られていた「つぼつぼ」という土器。
十七世紀前半~十九世紀までのゴミ穴、井戸、溝などの遺構から出土大半が形は口縁を抱え込ませた丸い同張形で胴径3~4センチ、高さ1.5~2.5センチ

〇「つぼつぼ」の名称
一、両掌の内でころがすと「つぼつぼ」と音がする
一、当時口をつぼめてとがらせる事を「つぼ口」「つぼつぼ口」という言い方があり、口の形が似ているので「つぼ口の壷」から名づけられた(京都市埋蔵文化研究所堀内寛昭氏)

○懐石になぜ「つぼつぼ」を使うのか
・民衆信仰によくある地口で縁起をかつぎ、茶事に初めて客を招く事を「初招き」(じくち=似通った別の語をあてて違った意味を表す洒落言葉)
・「つぼつぼ」は初午の日に売られていたので「はつうま」

→→→この二つの語を結んで「ハツウマネキ」=「初招き」
という事で、洒落から席開きや初めて招いた客の懐石膳に「なます」などを入れて「つぼつぼ」が使われるようになりました。

九州で食べたおでんに入っていて、びっくりしました「皮鯨」(鯨の皮)
さて茶にも「皮鯨」があるのを知ってますか?
瀬戸唐津といわれる手で、口辺全体を鉄釉で染めた物。
鯨の皮身に似ている。
ちなみに、おでんの皮鯨もなかなか美味しかった。
でも人によって好みは違いますよね。
利休が切腹を命ぜられた理由の一つに「大徳寺三門に利休像を安置した」というのがあるのは有名です。
今裏千家の家元に利休像があります。
と同時に大徳寺三門にも利休像が今も安置されています。
どうなってるんでしょうか?
今の大徳寺三門(金毛閣)の利休像は、岡山池田藩の家老で、虫明焼を興し、裏千家の十一代の玄々斉に師事していた、伊木三猿斉の没後に邸内の祖堂に祀ってあった物を未亡人が寄進(明治二十年)したものです。
写真などで見ることができるのはこちらです
。今裏千家の家元の利休堂にある像が、あの問題の利休像であると言われています。